
BTOメーカー・サイコムには数多くのラインアップが用意されていますが、豊富なだけに、なかなかその全貌や内容を把握するのは難しいかもしれません。
そこで今回はサイコムのラインアップにおいて、プロフェッショナル向けとして位置づけられているクリエイティブ志向のハイエンドPC&ワークステーション「Lepton」シリーズについて紹介していきましょう。
目次 [隠す]
1.クリエイター必見!ハイエンドPC&ワークステーション「Lepton」シリーズの特徴
1-1.「Lepton」シリーズの特徴
ゲーミングPCでおなじみのBTOメーカー・サイコムですが、そのラインアップにおいてプロフェッショナル向けとして位置づけられている「Lepton」シリーズは、AI/映像/3D/動画配信などを目的としたクリエティブ志向のパーツ構成が特徴となっています。
大きく分けると、映像編集者向けの「Lepton Motion Pro」シリーズ、ゲーム・動画配信に特化した「Lepton Stream Box」、「デュアル水冷」「トリプル水冷」を採用する「Lepton Hydro」シリーズ、高性能ワークステーションとなる「Lepton WS」シリーズなどがラインアップされており、それぞれが目的に対して最適な構成となっています。
クリエイティブの分野でもビデオカードの重要性が高まっている昨今、「Lepton」シリーズもビデオカードにこだわった構成が魅力。もちろんサイコムならではのカスタマイズ性もきっちり確保されているので、自分の目的に最適なパーツ構成を選択することもできます。
さらに、「Lepton」シリーズの見逃せない特徴はスタイリッシュさ。クリエイターPCという名に相応しい外観は、個人の自宅・自室はもちろん、スタジオやオフィスなどの法人用途にもベストマッチなデザインとなっています。

1-2.「Lepton」シリーズはこんな人におすすめ
「Lepton」シリーズは、プロフェッショナル向けと位置づけられており、高いパフォーマンスが期待できるだけでなく、AI/映像/3D/動画配信などの目的に特化しか構成となっています。
それゆえに、ただ性能を重視したいというだけでなく、自身の目的に最適なパソコンやワークステーションを手に入れたいという方におすすめのラインアップ。動画編集が目的なら「Lepton Motion Pro」、動画配信が目的なら「Lepton Stream Box」といった感じで、目的にあったものを選ぶのがベストです。
特に「Lepton Hydro」をはじめとするワークステーションモデルは、CPUやビデオカード(GPU)を究極まで使いこなしたいという方に最適。設定されている値段もかなり高価ですが、その値段にふさわしいパフォーマンスが期待できます。

2.「Lepton」シリーズのラインアップ
2-1.動画編集に特化した「Lepton Motion Pro」
「Lepton Motion Pro」シリーズは、プロの映像編集者であるサンゼこと和田光司氏が監修した動画編集特化モデル。Intelプラットフォーム、AMDプラットフォームそれぞれにミドルタワー型とミニタワー型がラインアップされています。
2-1-1.Lepton Motion Pro Z890
「Lepton Motion Pro Z890」は、Intelプラットフォームのミドルタワー型モデル。標準構成で、最新の「Intel Core Ultra 7 265K」と「Intel Z890 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載しており、4Kなどの高解像度動画の編集なども問題なし。ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060」を標準で搭載していますので、クリエイティブ用途はもちろん、ゲーム用途でも十分なパワーを発揮します。
「Lepton Motion Pro Z890」は、映像編集に最適化したコンセプトモデルなので、カスタマイズの必要なしの仕上がりとなっていますが、さらにパフィーマンスを追求したい方は、ビデオカードを上位モデルにランクアップさせるのがおすすめ。プロフェッショナル向けの「NVIDIA RTX」シリーズに変更することも可能です。
また、メモリも32GBと十分な容量を標準で搭載していますが、たくさんのソフトウェアを同時起動したり、大量の画像や動画を扱う場合は、予算に応じて、さらに増量することで、よりクリエイティブ活動が捗ること間違いなしです。

【Lepton Motion Pro Z890】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB) |
2-1-2.Lepton Motion Pro Mini B860
「Lepton Motion Pro Mini Z890」は、Intelプラットフォームのコンパクトなミニタワー型。標準構成で、「Intel Core Ultra 7 265Ki7-14700K」と「Intel Z890 チップセッ」搭載マザーボードという最新の組み合わせを採用しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載し、ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060」を採用。コンパクトながらも高いパフォーマンスが期待できるスタイリッシュな1台となっています。

【Lepton Motion Pro Mini B860】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel B860 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB) |
2-1-3.Lepton Motion Pro X870/A
「Lepton Motion Pro X870/A」は、AMDプラットフォームのミドルタワー型モデル。標準構成では、ZEN5コアの「AMD Ryzen 7 9700X」と「AMD X870 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせをいち早く採用しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)、ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060」を搭載するなど、映像編集向けとして文句なしの構成。さらにカスタマイズでパワーアップすれば、自分ならではの映像編集マシンも構築できます。

【Lepton Motion Pro X870/A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:AMD X870 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB) |
2-1-4.Lepton Motion Pro Mini B650/A
「Lepton Motion Pro Mini B650/A」は、AMDプラットフォームのコンパクトなミニタワー型で、ZEN5コアの「AMD Ryzen 7 9700X」と「AMD B650 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを標準で採用しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)、ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060」を搭載するなど、ミドルタワー型と同じ構成。コンパクトかつスタイリッシュで、さらに性能面も期待できる1台に仕上がっています。

【Lepton Motion Pro Mini B650/A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:AMD B650 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB) |
2-2.ゲーム・動画配信に特化した「Lepton Stream Box」
「Lepton Stream Box」は、ゲーム・動画配信に特化した異色モデル。配信者に最適な機能を盛り込んだマザーボード「ASRock Z790 LiveMixer」をベースに、1080p/60fps配信が可能なキャプチャーボードを標準で搭載するなど、すでに配信経験のある方はもちろん、これから配信を始めてみたい方にも最適な構成となっています。
2-2-1.Lepton WSZ890 Stream Box
ゲーム・動画配信に特化した「Lepton WSZ890 Stream Box」は、「Intel Z890 チップセット」を搭載した多機能マザーボード「ASRock Z890 LiveMixer WiFi」をベースに、「Intel Core Ultra 7 265K」を標準で搭載しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載するなど、複数のソフトウェアを同時に使用する配信でも不安なし。「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」搭載ビデオカードを採用しているので、最新ゲームをプレイしながらのライブ配信にも十二分に対応します。
配信者用に特化した構成となっているため、標準構成のままでも十分ゲームも配信も楽しめる「Lepton WSZ890 Stream Box」ですが、ゲームをプレイしながら配信ソフトも起動する状況は、意外とメモリ消費が激しくなります。万が一、メモリ不足でゲームや配信に影響が出ないように、64GB以上にカスタマイズしておくと安心感が高まります。
また、ストレージは標準で1TBとなっていますので、プレイ動画を保存しておくためには少々物足りなさを感じるので、さらに大容量のM.2 SSDに変更するのもありですが、コスト面を考えれば、保存領域と割り切って、大容量の3.5インチHDDなどを追加するのもひとつの手です。

【Lepton WSZ890 Stream Box】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB) |
2-3.デュアル水冷・トリプル水冷で性能追求「Lepton Hydro」
サイコムのフラッグシップモデル「Hydro」が、「Lepton」シリーズにも展開。クリエイター向けのワークステーションとしてラインアップされています。最高級の性能を引き出す構成に加えて、コンパクトなキューブ型モデルも注目してみてください。
2-3-1.Lepton Hydro WSZ890
「Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC」は、ビデオカード2枚を搭載し、CPUの冷却と合わせて、サイコム初の「トリプル水冷」を採用した、究極のワークステーションモデルとなっています。
「AMD Ryzen Threadripper 7970X」と「AMD TRX50 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用し、メモリはDDR5-4800を128GB(32GB×4)搭載、さらに水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4090」を2枚挿しという妥協なき構成が最高級のパフォーマンスを予感させます。
ハイエンドパーツで固められた、まさに最高峰の1台のため、標準構成のままでもまったく問題のなく使用できますし、カスタマイズできる幅も非常に少ないのですが、メモリは256GBまで搭載可能となっていますので、大量のデータを扱う方はメモリの増量も検討してみてください。
また、ストレージに関しても、Gen5のM.2 SSDを搭載するなど、速度面では文句なしの構成ですが、データを保存する領域を確保するために、さらに大容量のものに変更するか、データ保存領域として、SSDあるいはHDDを増設してみるのも良いかもしれません。

【Lepton Hydro WSZ890】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB) |
2-3-2.Lepton Hydro WSX870A
「Lepton Hydro WSX870A」は、標準構成でZEN5コアの「AMD Ryzen 9 9950X」と「AMD X870 チップセット」搭載マザーボードを組み合わせた、AMDプラットフォームのワークステーションモデルとなっています。
ゲーミング向けの「G-Master Hydro X870A」をワークステーション向けに強化した構成で、CPUがパワーアップしているほか、メモリもDDR5-5600を64GB(32GB✕2)と増量し、さらなる性能を引き出しています。ビデオカードは水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER」を標準で搭載。

【Lepton Hydro WSX870A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 9 9950X(4.3GHz、16コア/32スレッド) メモリ:DDR5-5600 64GB(32GB×2) チップセット:AMD X870 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB) |
2-3-3.Lepton Hydro WSTRX50A
「Lepton Hydro WSTRX50A」は、標準構成で「AMD Ryzen Threadripper 7970X」と「AMD TRX50 チップセット」搭載マザーボードを組み合わせた、AMDプラットフォームのワークステーションモデルでとなっています。
基本的な構成は、シングルビデオカードの「Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC」。メモリもきっちりDDR5-4800を128GB(32GB×4)搭載するなど妥協なき構成となっています。ビデオカードは水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER」を搭載していますが、もちろん「NVIDIA GeForce RTX 4090」へのカスタマイズにも対応します。

【Lepton Hydro WSTRX50A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen Threadripper 7970X(4.0GHz、32コア/64スレッド) メモリ:DDR5-4800 128GB(32GB×4) チップセット:AMD TRX50 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB) |
2-3-4.Lepton Hydro WSZ890 Cube
「Lepton Hydro」シリーズのキューブ型モデルとして注目の「Lepton Hydro WSZ890 Cube」は、省スペースながらも高性能が期待できるコンパクトワークステーションとなっています。
標準構成で、最新の「Intel Core Ultra 7 265K」と「Intel Z890 チップセット」の組み合わせをいち早く採用し、メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載。ビデオカードは水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER」を標準で採用するなど、「G-Master Hydro」モデルよりもさらに上の性能を引き出すことができます。

【Lepton Hydro WSZ890 Cube】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K【3.9GHz、20コア/20スレッド】 メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB) |
2-3-5.Lepton Hydro WSB850A Cube
高性能なCPUとGPUを独立して水冷化したコンパクトワークステーション「Lepton Hydro WSB850A Cube」は、「AMD Ryzen 7 9700X」と「AMD B850 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用したハイエンドキューブ型モデルとなっています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載。ビデオカードは、サイコムオリジナル水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER」を採用しており、映像編集や3DCG制作などのクリエイティブ用途に最適な1台として注目です。

【Lepton Hydro WSB850A Cube】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:AMD B850 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB) |
2-3-6.Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC
「Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC」は、ビデオカード2枚を搭載し、CPUの冷却と合わせて、サイコム初の「トリプル水冷」を採用した、究極のワークステーションモデルとなっています。
「AMD Ryzen Threadripper 7970X」と「AMD TRX50 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用し、メモリはDDR5-4800を128GB(32GB✕4)搭載、さらに水冷仕様の「NVIDIA GeForce RTX 4090」を2枚挿しという妥協なき構成が最高級のパフォーマンスを予感させます。

【Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen Threadripper 7970X(4.0GHz、32コア/64スレッド) メモリ:DDR5-4800 128GB(32GB×4) チップセット:AMD TRX50 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4090(24GB)×2 |
2-4.性能追求のワークステーション
「Lepton」シリーズはプロフェッショナル向けであり、映像編集向けの「Lepton Motion Pro」以外はワークステーションとして位置づけられます。AIやビッグデータの処理などワークステーションの需要も高まっている今こそ、最高のパフォーマンスを実現するハイエンドワークステーションにも注目してみてください。
2-4-1.Lepton WS4000TRX50A
「Lepton WS4000TRX50A」は、32コア/64スレッドのハイパワーが魅力となる「AMD Ryzen Threadripper 7970X」と「AMD TRX50 チップセット」搭載マザーボードを組み合わせた至極のワークステーションです。
メモリはDDR5-4800を64GB(16GB×4)を搭載し、「NVIDIA GeForce RTX 4060」搭載ビデオカードを採用。反復処理、レンダリング、コンパイルなど、様々な処理を快適かつスムーズにクリアする高いパフォーマンスが魅力の1台に仕上がっています。
標準構成のままでも、高いパフォーマンスが期待できる1台ですが、用途に応じて、メモリの増量やビデオカードのランクアップなど、自分に最適なカスタマイズができるのも大きな魅力になっています。
メモリは最大256GBまで増量できますし、ビデオカードはプロフェッショナル向けの「NVIDIA RTX」シリーズも選択可能。ワークステーションは性能が重要なので、目的と予算に応じて、最後のパフォーマンスが引き出せる構成を突き詰めてみましょう。

【Lepton WS4000TRX50A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen Threadripper 7970X(4.0GHz、32コア/64スレッド) メモリ:DDR5-4800 64GB(16GB×4) チップセット:AMD TRX50 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB) |
2-4-2.Lepton WS3900W790
「Lepton WS3900W790」は、24コア/48スレッドの「Intel Xeon w7-2495X」と「Intel W790 チップセット」搭載マザーボードを組み合わせた、Intelプラットフォームの最高峰ワークステーションです。
メモリはDDR5-4800を64GB(16GB✕4)を搭載し、「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」搭載ビデオカードを採用するなど性能面の高さも期待大。安定かつハイパフォーマンスのワークステーションとして注目の1台となっています。

【Lepton WS3900W790】標準構成 |
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CPU:Intel Xeon w7-2495X(2.5GHz、24コア/48スレッド) メモリ:DDR5-4800 64GB(16GB×4) チップセット:Intel W790 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB) |
2-4-3.Lepton WS3600Z890
「Lepton WS3600Z890」は、「Intel Core Ultra 5 245K」と「Intel Z890 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせをいち早く採用した、入門用から本格的な業務ユースまで幅広く活用できるミドルタワー型ワークステーションとなっています。
CPUの冷却に水冷ユニットを採用しているのが大きな特徴で、長時間稼働でも安定したパフォーマンスが期待できます。ビデオカードは標準構成で「NVIDIA RTX A400」を採用。3DCGやCADを利用する方は要注目です。

【Lepton WS3600Z890】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 5 245K(4.2GHz、14コア/14スレッド) メモリ:DDR5-5600 16GB(8GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:500GB(SATA/2.5インチSSD) ビデオカード:NVIDIA RTX A400(4GB) |
2-4-4.Lepton WS3600X870-A
「Lepton WS3600X870-A」は、ZEN5コアの「AMD Ryzen 7 9700X」と「AMD X870 チップセット」搭載マザーボードを組み合わせた、AMDプラットフォームの入門用から本格的な業務ユースまで幅広く活用できるクリエイター向けミドルタワー型ワークステーションとなっています。
CPUの冷却に水冷ユニットを採用。長時間稼働でも安定したパフォーマンスが期待できます。メモリはDDR5-5600を16GB(8GB×2)、ビデオカードは標準構成で「NVIDIA RTX A400」を採用しており、3DCGやCAD目的にも最適となっています。

【Lepton WS3600X870-A】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) メモリ:DDR5-5600 16GB(8GB×2) チップセット:AMD X870 チップセット SSD:500GB(SATA/2.5インチSSD) ビデオカード:NVIDIA RTX A400(4GB) |
3.まとめ
本記事ではBTOメーカー・サイコムのラインアップから、プロフェッショナル向けとして位置づけられているクリエイティブ志向のハイエンドPC&ワークステーション「Lepton」シリーズについて紹介してきました。
映像編集向けの「Lepton Motion Pro」、ゲーム・動画配信に特化した「Lepton Stream Box」などは、目的が明確になっている方に特におすすめしたいモデルで、映像編集、動画配信を行うために最適な構成となっています。
一方、デュアル水冷・トリプル水冷を採用する「Lepton Hydro」シリーズや「Lepton WS」シリーズは、ワークステーションとして本格的なプロの現場で活躍するラインアップ。妥協せず、トコトンまでパフォーマンスを突き詰めたい方はぜひ注目してみてください。

北海道の牧場で馬と戯れる日々を経て、パソコン雑誌やWEBニュース媒体の編集長を歴任する。Athlonに心奪われ、Xeonに絶対の忠誠を誓ったのも今や昔。現在は、編集業を中心に、原稿執筆からカメラマン、果てはアニメの宣伝プロデューサーまで、本業不明の生活を送る。ユーザーの心をがっつり掴む各種オウンドメディアを運営中。 プロフィールはこちら
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