
ゲームを思い切り楽しむために「ゲーミングPCが欲しい!」と思っても、どんなPCを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?ゲーミングPC選びでもっとも重要なのは「プレイしたいゲームにあったパソコンを選ぶこと」です。
ゲームタイトルやジャンルによって必要なスペックが異なるため、自分のプレイスタイルにあったパソコンを選ぶことが大切なポイントになるのです。
本記事では、ゲーミングPC選びのポイントを徹底解説。パソコン選びに重要なパーツの詳細やゲームジャンル別の重要パーツなどを紹介しています。初めてゲーミングPCを購入する方や買い替えを狙っている方はぜひ参考にしてみてください。
目次 [隠す]
1.自分にあったゲーミングPCを選ぶには?
1-1.ゲーミングPC選びは「何をしたいか」がポイント
ゲーミングPCを選ぶ際、もっとも重要なポイントは、「自分が何をしたいか」を明確にすることです。“ゲーミングPCだからゲームがしたい”というのは大前提ですが、ゲームを快適にプレイするためには、「自分がプレイしたいゲーム」に最適なスペックのゲーミングPCを選ぶ必要があります。つまり、プレイしたいゲームがはっきりしないと、いざゲーミングPCを導入しても思ったようなプレイができない場合があるからです。
さらに、ゲーム以外の用途にも活用したい方は、どんな用途で使用したいかも考えておく必要があります。基本的にゲーミングPCは高スペックなものが多く、ゲーム以外の用途にも十分活用できる場合が多いのですが、例えば動画編集や映像配信、さらにはCG制作といったクリエイティブな作業にも活かしたい場合は、それに適したスペックも検討しておく必要があるのです。

1-2.ゲームごとに求められるスペックが違う?
ゲーミングPCは、その名の通り、ゲームをするためのパソコンですが、ゲームタイトルやジャンルによって、求められるスペックが異なるため、自分がプレイしたいゲームに最適なものをチョイスする必要があります。
特に最新のゲームは、広大なマップ、美麗なグラフィック、さらには複雑な物理演算などの処理が必要となることが多く、高性能なビデオカードを筆頭に、CPUやメモリなども高スペックなものを用意する必要があります。
もちろん最新ゲームだからといって、必ずしも高スペックのゲーミングPCが必要となるわけではありません。自分がプレイしたいゲームが明確な方は、まずはそのゲームの推奨スペックを確認し、それにあったゲーミングPCを選ぶことが重要となります。

2.ゲーミングPCを構成する重要パーツを解説
2-1.パソコンの頭脳「CPU」
CPU(Central Processing Unit)は、パソコンの頭脳とも言える基幹パーツであり、処理速度に大きく影響します。CPUの基本的なスペックは、クロック周波数とコア数。クロック周波数は一般的に高いほうが高性能となりますが、メーカーやアーキテクチャの異なるCPUの場合、クロック周波数の高さだけで判断できない点は注意が必要です。
一方、最近のCPUは複数のコアを搭載したマルチコアが主流となっており、コア数が多いCPUのほうが快適な処理が期待できます。もちろん処理内容によってはマルチコアを活かしきれないこともありますが、あくまでも一般論として、高クロック、多コアのCPUほど高性能と考えることができます。
現在、CPUメーカーはIntelとAMDの2社が主流であり、Intelは「Core Ultra」、AMDは「Ryzen」というブランドをメインで展開しています。「Core Ultra」も「Ryzen」も、それぞれブランド名の後に3、5、7、9といった数字が続きます。この数字は性能の高さを示す指標で、例えば「Core Ultra 5」よりも「Core Ultra 7」のほうが高性能ですし、「Ryzen 7」より「Ryzen 9」のほうが高性能となります。なお、「Core Ultra」はIntelの最新ブランドで、昨年途中までは「Core i」と呼ばれるブランドがメインとなっていました。「Core i」の場合も同じ様に、後ろに続く数字が性能の指標となっています。
ゲーミングPCの場合、ビデオカードの重要性が高く、CPUのスペックは多少抑えてもあまり問題にはなりません。しかし、ゲームにおける処理は、すべてビデオカードが行っているわけではなく、CPUに依存している部分も少なくありませんし、どんなに高性能なビデオカードを利用しても、CPUの性能が低すぎると、そこがボトルネックとなり、せっかくの性能がフルに発揮されない場合もあります。ハイエンドのビデオカードを使うのであれば、それにあったハイエンドのCPUを組み合わせることが必要となります。
そのあたりのバランスを、予算とあわせて検討するのが、ゲーミングPC選びの鍵となります。ゲームを快適に楽しむためであれば、インテルなら「Core i5」「Core Ultra 5」以上、AMDなら「Ryzen 5」以上のモデルが最低ラインとして考えてもよいでしょう。

2-2.ゲーミングPCの超重要パーツ「ビデオカード」
ビデオカードは、基板上にGPU(Graphics Processing Unit)、ビデオメモリ(VRAM)、ファンなどのクーラーを搭載したパーツで、ゲーミングPCにおいて最も重要なパーツです。ゲームの美麗なグラフィックやフレームレートはビデオカードに依存する部分が大きく、ゲーミングPCを購入する場合、特にビデオカードに予算を割く方向で検討しましょう。
ビデオカードに搭載されているGPUは、現在のところ、NVIDIAの「GeForce」とAMDの「Radeon」が主流です。Intel製の「Arc」シリーズも注目を集めたGPUですが、ゲーミングPCの分野では、ほぼ「GeForce」か「Radeon」の2択と言ってよいでしょう。それぞれのブランドによって特徴があり、機能面では「GeForce」、コストパフォーマンスでは「Radeon」といった傾向も見られますが、現在の人気は「GeForce」に軍配が上がります。なお、ゲームによっては、推奨GPUとして「GeForce」あるいは「Radeon」を提示しているものがあります。そういったゲームは推奨GPUに最適化されているので、推奨されたブランドを選んだほうが快適なプレイが期待できます。
最新ゲームを快適にプレイするためには、ハイエンドクラスのビデオカードが必要となりますが、ビデオカードの価格は性能に合わせて跳ね上がります。例えば、現役最強クラスの「GeForce RTX 4090」を搭載したビデオカードは、30万円を超えるモデルも珍しくありません。高性能なビデオカードであれば、最新の3Dゲームにも対応できる可能性が高く、長く使える点は大きなメリットとなりますが、約5万円で購入できる「GeForce RTX 4060」でも最新ゲームに十分対応できるスペックとなっていますので、CPUと同様、プレイしたいゲーム、そして予算と合わせて、自分に最適なモデルを選択しましょう。

2-3.プレイの快適性を左右する「メモリ」
メモリは、パソコンが処理するデータを一時的に保存する働きがあり、容量が大きいほどパソコンの処理が快適になります。3Dゲームを快適にプレイするためには、最低でも16GBは用意したいところですが、最新ゲームはさらに多くのメモリ容量を必要とする場合もあるため、これからゲーミングPCの購入を検討している方は、32GB以上を目安としても良いかもしれません。特にゲーム配信にも挑戦したい方や、クリエイティブ関連の作業も考えている方は、最低でも32GB以上のメモリを搭載するようにしましょう。
メモリには「DDR4」と「DDR5」の2種類があり、「DDR5」のほうがデータ転送速度が高速なのが特徴です。価格面では「DDR4」のほうが有利ですが、最新のプラットフォームはDDR5が主流となりつつあり、今後は値段も安くなっていくと思われますので、わざわざDDR4を選ぶ必要はないかもしれません。
また、メモリは「DDR5-4800」や「DDR5-5600」といった表記がされますが、この“4800”や“5600”は、メモリのクロック周波数を示すもので、この数字が大きいほうがデータ転送速度も高速になります。実際のところ、この差を体感することはほとんどできませんが、少しでも速いほうが有利である点は間違いありません。
なお現在は、メモリを2枚1組にして、データ転送速度を高速化するデュアルチャンネルでの使用が主流となっています。このあたりは、メーカー製パソコンやBTOパソコンを購入する場合はあまり気にする必要はありませんが、基本知識として覚えておきたいポイントです。

2-4.データを保存する格納庫「ストレージ」
データを保存するストレージには、メモリチップにデータを書き込む「SSD」と金属製の円盤に磁気でデータを記録する「HDD」があります。データの読み書き速度は「SSD」のほうが圧倒的に速いため、ゲーミングPCであれば「SSD」を選択したいところです。読み書きが速ければ、マップデータの読み込みなども高速になり、より快適にゲームをプレイできるようになります。
また、「SSD」にも種類があり、NVMe接続の「M.2 SSD」が、従来のSATA接続よりも高速であることも覚えておきましょう。容量については最低でも500GBは必要ですが、最近ではゲームデータのサイズがかなり大きくなっています。アップデートなどでさらに大容量のデータをダウンロードしなければならない可能性もありますので、1TB以上搭載しておけば、安心してプレイできます。
さらに、“ゲーム配信を行う”“動画編集用途も考えている”など、大量の録画データを保存する必要がある方は、大容量を低コストで導入できる「HDD」の利用も視野に入れておきましょう。その場合も、まずは「SSD」、必要があれば「HDD」を追加するといった方針で検討するのがおすすめです。

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3.【ゲームジャンル別】鍵となる重要パーツを解説
3-1.高fpsでのプレイを目指す「FPS/TPSゲーム」
『Apex Legends』や『Call of Duty』といったFPS/TPS系のゲームを快適にプレイするためには、表示フレームレートが特に重要となります。このフレームレート(fps)は、ゲームの快適性を表す指標として使用されるもので、快適なプレイを目指すのであれば、最低でも“60fps”をクリアするスペックが必要となります。
最低でも60fpsと言いましたが、144fpsや240fpsといった高fps環境のほうが、映像表示も滑らかになり、プレイの快適性も高まります。しかし、このレベルの高fpsを出力するためには、ハイエンドのビデオカードが必須です。どのクラスのビデオカードがどのくらいのfpsで出力できるか、可能であれば、WEBなどで購入前にチェックしておきたいところです。
なお、144fpsや240fpsといった高fpsを表示するためには、モニターのリフレッシュレートが対応している必要があります。リフレッシュレートは、モニターが1秒間に画面を書き換える回数を表す指標で、単位はHz(ヘルツ)となります。リフレッシュレートが60Hzのモニターは、1秒間に60回画面を書き換えますから、物理的に60fps以上は表示できません。つまり、144fpsや240fpsを表示するためには、リフレッシュレートが144Hzや240Hzのモニターと組み合わせる必要がある点を覚えておきましょう。

3-2.美麗なグラフィックを楽しむ「MMORPG」
『FINAL FANTASY XIV』などのMMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)は、美しいグラフィックで描かれた広大な世界を、多くのプレイヤーと一緒に冒険するのが魅力。美麗なグラフィックを高解像度で楽しむためには、やはりビデオカードの性能が重要となります。
ただし、FPS/TPS系のようにあまり高いfpsは必要ありませんので、4Kなどの高解像度にこだわらなければ、「NVIDIA GeForce RTX 4060」クラスで十二分に楽しむことができますが、可能であればさらに上位モデルを採用したいところです。
また、MMORPGは多くのプレイヤーやNPCが同時に存在するため、CPUへの負荷が高くなりがちです。そのため、高クロックのマルチコアCPUが推奨されることが多く、可能であれば、「Intel Core Ultra 7」「Intel Core i7」や「AMD Ryzen 7」以上のCPUを組み合わせたいところです。

3-3.シミュレーション/ストラテジー
『SimCity』などのシミュレーション/ストラテジー系ゲームは、グラフィック表示よりも膨大な計算処理やAI処理などが求められることが多く、CPUの性能が重視されます。動作クロックはもちろんですが、特にマルチコア性能が求められることも少なくないため、「Intel Core Ultra 7」「Intel Core i7」や「AMD Ryzen 7」以上のCPUがおすすめとなります。
シミュレーション/ストラテジー系のゲームの場合、高fpsは求められませんが、最近は特に、美麗で詳細なグラフィック表現が多用される傾向にありますので、ビデオカードの性能も重要となります。特に高解像度で楽しみたい方は、「NVIDIA GeForce RTX 4060」や「AMD Radeon RX 7600」クラス以上のビデオカードを使用することをおすすめします。

3-4.オープンワールド/アクションアドベンチャー
『MineCraft』や『原神』といったオープンワールド/アクションアドベンチャー系のゲームは、広大なマップ、高精細なグラフィック、リアルタイムの描画が求められるため、ビデオカードも高性能なものが必須。最低でも「NVIDIA GeForce RTX 4060」クラスのビデオカードを組み合わせましょう。
特にアクション性の高いゲームの場合は、fpsが高いほど、動きが滑らかになり快適性も上がりますので、最低でも60fpsの出力が可能なビデオカードを採用するか、解像度を落とすなどの設定が必要となります。
また、オープンワールド系のゲームは、NPCの行動パターン、物理演算、天候の変化など、CPUが処理する情報も少なくないため、最低でも「Intel Core Ultra 5」「Intel Core i5」や「AMD Ryzen 5」以上のCPUを採用したいところです。
さらに、最近のオープンワールドゲームは、ゲームデータが非常に大きいのも特徴で、アップデートも頻繁に行われますので、十分なストレージ容量を確保できるように、あらかじめ大容量のSSDをチョイスしたほうがよいでしょう。

4.ゲーミングPC購入時の注意点
4-1.予算とスペックのバランスを見極める
すべてを最高パーツで構成すれば、どんなゲームでも問題なく、快適にプレイすることはできますが、そんな構成を実現できる人は一握りでしかなく、あまり現実的ではありません。限られた予算の中で、いかに自分に最適な構成を見つけ出すかが重要となります。
ゲーミングPCの場合、もっとも予算配分の比重を高くするべきパーツはビデオカードです。ほかのパーツがどんなに高性能であっても、ビデオカードの性能が低いと快適なプレイが期待できないどころか、せっかくの美麗なグラフィックが正常に表示できない場合もあります。ゲーミングPCの購入を考える際は、まずビデオカードにどれくらいの予算を掛けられるかが大きな鍵となるのです。
そして、次に重視したいのがCPUです。ゲーミングPCの場合、CPUの重要性はビデオカードほど高くはありませんが、ゲームによってはCPUの性能が求められることも少なくありません。また、ビデオカードの性能を活かすためにはCPUの性能も必須であり、ビデオカードの性能が高くなるほど、CPUも高い性能が必要となります。そのため、ゲーミングPC選びにおいて、ビデオカードとCPUの予算バランスは非常に難しいポイントとなるのです。
また、ビデオカードに予算を注ぎ込みすぎて、メモリやストレージの容量を必要以上に減らすのも厳禁です。限られた予算をどのように配分するかをしっかり検討して、最適な構成を導き出すのは、ゲーミングPC選びの醍醐味と言えるかもしれません。
4-2.ゲーミングPCならBTOパソコンがおすすめ
パソコンを購入する場合、大手メーカー製のパソコンを購入するほかに、BTOパソコンや自作パソコンといった選択肢がありますが、特にゲーミングPCの場合は、BTOパソコンがおすすめです。
BTO (Build To Order)パソコンは、いわゆる受注生産のパソコンで、BTOメーカーが、購入者からの注文に応じて組み立てを行います。BTOパソコンの最大のメリットはカスタマイズ性の高さ。大手メーカー製パソコンの場合は、ほとんど決められたスペックの中から選ぶしかありませんが、BTOパソコンの場合、メモリやストレージの容量はもちろん、CPUやビデオカードの変更にも対応。自分に最適なスペックに仕上げることができます。
ビデオカードを中心に予算に応じたカスタマイズができるのは非常に大きなメリットとなりますので、ゲーミングPCの購入を考えている方は、ぜひともBTOパソコンに注目してみてください。
なお、自作パソコンであれば、さらに自由にパーツを選ぶことも可能ですが、ある程度の知識や経験が必須となりますので、特に初心者の方にはあまりおすすめできません。

4-3.プレイしたいゲームの推奨スペックを確認しよう
実際に自分がプレイしたいゲームにどれくらいのスペックが必要なのかは、各ゲームの動作環境をチェックする必要があります。ほとんどのゲームの公式サイトには、ゲームをプレイするための動作環境が記載されています。また、SteamやEpic Games Storeといったゲームストアでも確認することができます。
そして、多くの場合、動作環境には「必要(最低)動作環境」と「推奨動作環境」といった異なるスペックが記載されています。この必要動作環境はゲームを動かすための最低基準であり、推奨動作環境は、60fpsなどでプレイすることができる環境となっています。最低動作環境を満たしていればゲームのプレイ自体は可能ですが、やはり快適にストレスなくプレイするためには、推奨動作環境以上のスペックのゲーミングPCを用意しましょう。


4-4.保証内容とアフターサポートの充実度
ゲーミングPCに限らず、パソコンは決して安い買い物ではないので、ちょっと壊れたからと言って簡単に買い替えることはできません。そのため、保証やサポート体制は非常に重要。パソコンを購入する際は、メーカーや購入店舗による保証・サポートの内容をしっかりとチェックしておく必要があります。
まず、最初にチェックするのは「保証期間」と「保証内容」。「保証期間」については1年間というのが大多数ですが、メーカーやショップ独自で「延長保証」をオプションとして用意している場合があります。延長保証は当然有償になるため、コストを取るか、安心を取るかの選択になりますので、どちらが自分にとって最適化を十分に検討しましょう。
「保証内容」をすべて把握するのはかなり困難ですが、どういったところまで保証してもらえるのかは事前にちゃんと押さえておきたいポイントです。また。サポートについても、電話やメールで個別に対応してくれるのかどうかも事前に確認しておくことをおすすめします。そして購入後、あらためて保証内容を確認し、保証書などを紛失しないようにしっかりと保管しておくことが重要です。
4-5.快適にプレイするなら周辺機器を充実させよう
ゲーミングPCを購入する際は、パソコン本体だけでなく、モニターやマウス・キーボードなどの周辺機器にもこだわりたいところです。特にモニターは、ゲームの快適性に繋がるフレームレートや解像度に大きく影響します。どんなに高性能のビデオカードを使っても、モニターのスペックが低いと、そのパフォーマンスを引き出すことができません。先にも触れましたが、どんなに高いfpsを出力できるビデオカードを使用しても、モニター側のリフレッシュレートが低いと、まったく意味がないのです。
ゲームを快適にプレイするためには、WQHD(2560×1440)以上の解像度かつ120Hzを超えるような高リフレッシュレートの、いわゆる“ゲーミングモニター”と組み合わせるのおすすめ。画面サイズについては、実際に設置する環境と合わせて最適なサイズをチョイスしましょう。
そして、マウスやキーボードもゲームをプレイするうえでは重要なアイテム。一般的なマウスやキーボードでももちろんプレイは可能ですが、こだわる人はゲーミングマウスやゲーミングキーボードといったゲームに特化したデバイスにも注目です。ゲーミングマウスは一般的なマウスよりも軽量で、ボタンやセンサー感度などを調整できるのが大きな特徴。一方、ゲーミングキーボードは、キー配列のカスタマイズができるほか、キーを押したときの反応速度や複数キーを押したときの認識精度などに特徴があります。

また、ゲームは美麗なグラフィックだけでなく、サウンドも世界観を築く大きなポイントとなっています。最近では7.1chサラウンドに対応したゲームサウンドも多く、高音質スピーカーなどを使えば、より深くゲーム世界に没入することができます。スピーカーの設置が難しい、あまり大きな音が出せない環境の場合は、7.1ch対応のヘッドホンがおすすめ。スピーカー以上の没入感を得ることも可能です。また、最近ではVC(ボイスチャット)をしながらゲームを楽しむ人も増えていますので、マイクやマイク付きのヘッドホン(ヘッドセット)なども重要なアイテムとなりつつあります。

5.BTOメーカー・サイコムのおすすめゲーミングPC
5-1.G-Master Velox FX7
厳選された標準パーツとシンプルなカスタマイズ性でゲーミングPC初心者にもおすすめの「G-Master Velox」シリーズにおいて、『ファイナルファンタジーXIV』推奨パソコンとしてラインナップされているのが「G-Master Velox FX7」です。
標準構成では、「Intel Core i7-14700F」と「Intel B760 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用。ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」を採用しており、推奨パソコンとして『ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー』が快適にプレイできるスペックとなっています。

【G-Master Velox FX7】標準構成 |
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CPU:Intel Core i7-14700F【2.1GHz、20コア/28スレッド】 メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2) チップセット:Intel B760 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(8GB) |
5-2.G-Master Spear X870A MHWS
サイコムのゲーミングPCにおいてはスタンダードモデルに位置付けられる「G-Master Spear」シリーズにおいて、『モンスターハンターワイルズ』動作確認済PCとしてリリースされたのが「G-Master Spear X870A MHWS」です。
標準構成で「AMD Ryzen 7 9800X3D」と「AMD X870 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用。メモリはDDR5-5600を64GB(32GB×2)搭載し、ビデオカードも「Radeon RX7800XT」を採用するなど非常にハイスペックな構成で、高解像度、高fpsの環境でも『モンスターハンターワイルズ』を快適にプレイすることができます。

【G-Master Spear X870A MHWS】標準構成 |
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CPU:AMD Ryzen 7 9800X3D【4.7GHz、8コア/16スレッド】 メモリ:DDR5-5600 64GB(32GB×2) チップセット:AMD X870 チップセット SSD:2TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:Radeon RX7800XT(16GB) |
5-3.Lepton WSZ890 Stream Box
ゲーム・動画配信に特化した「Lepton WSZ890 Stream Box」は、「Intel Z890 チップセット」を搭載した多機能マザーボード「ASRock Z890 LiveMixer WiFi」をベースに、「Intel Core Ultra 7 265K」を標準で搭載しています。
メモリはDDR5-5600を32GB(16GB×2)搭載するなど、複数のソフトウェアを同時に使用する配信でも不安なし。「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」搭載ビデオカードを採用しているので、最新ゲームをプレイしながらのライブ配信にも十二分に対応します。

【Lepton WSZ890 Stream Box】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K【3.9GHz、20コア/20スレッド】 メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB) |
5-4.G-Master Luminous RGB Z890
「G-Master Luminous RGB Z890」は、ゲーミングPCの華とも言えるライティングに特化したコンセプトモデル。ただ光るだけでなく、「ASUS AURA SYNC」によって様々なパーツが同期して発光するため、流れるような美しい光の演出を楽しむことができます。
ライティングに特化とはいえ、ゲーミングPCとしての基本スペックも充実。標準構成で、最新の「Intel Core Ultra 7 265K」と「Intel Z890 チップセット」搭載マザーボードの組み合わせを採用し、メモリはDDR5-5600を64GB(16GB×4)、ビデオカードは「NVIDIA GrForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載するなど、最新ゲームはもちろん、クリエイティブユースにもしっかり対応できる1台となっています。

【G-Master Luminous RGB Z890】標準構成 |
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CPU:Intel Core Ultra 7 265K【3.9GHz、20コア/20スレッド】 メモリ:DDR5-5600 64GB(16GB×4) チップセット:Intel Z890 チップセット SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD) ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER(16GB) |
6.まとめ
ゲーミングPCはゲームをプレイするためのパソコンですが、ゲーミングPCだからといって、どんなゲームでも快適にプレイできるわけではありません。ゲームによって必要とするスペックが異なるため、自分がプレイしたいゲームに必要なスペックを最低限満たすことがもっとも重要です。
そのうえで、各パーツを強化することで快適性も向上。特にビデオカードをパワーアップすれば、最新ゲームも問題なくプレイできます。ただし、快適なプレイ環境を構築するためには、ビデオカードだけを強化するのではなく、バランスよく全体をパワーアップすることが必要となります。
本記事では、ゲーミングPC選びの鍵を握るパーツの詳細やゲームジャンル別の重要パーツなどを紹介しました。まずは自分がプレイしたいゲームを見極めて、最適な構成のゲーミングPCで、快適なゲームライフをお過ごしください。

北海道の牧場で馬と戯れる日々を経て、パソコン雑誌やWEBニュース媒体の編集長を歴任する。Athlonに心奪われ、Xeonに絶対の忠誠を誓ったのも今や昔。現在は、編集業を中心に、原稿執筆からカメラマン、果てはアニメの宣伝プロデューサーまで、本業不明の生活を送る。ユーザーの心をがっつり掴む各種オウンドメディアを運営中。 プロフィールはこちら
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