1台のパソコンに2台以上のモニタ(ディスプレイ)を接続するマルチモニタに対応する
ビデオカードをご紹介いたします。
現行のビデオカードであれば、いずれも最低でもデュアルモニタ(2画面接続)に対応
しております。
特にGeForce GTXシリーズであればトリプルモニタ(3画面接続)、GeForce RTX
シリーズであればクアッドモニタ(4画面接続)までに対応することが可能です。
ただし、ビデオカードによって搭載している出力端子が異なりますので、ご注意ください。
出力端子の種類は、ビデオカード選択欄の製品名の後に記載しております。
例)
GeForce GT1030 2GB [DVI/HDMI]
GeForce GTX1650 4GB [DVI/HDMI/DisplayPort]
GeForce RTX3060 12GB [HDMI*1/DisplayPort*3]
上記例の赤字の部分が出力端子の種類です。
GeForce GT1030 2GB [DVI/HDMI]の場合は、DVI端子とHDMI端子が各1個搭載されて
いることを表しております。それぞれの端子を同時利用(デュアルモニタ)可能となります。
GeForce GTX1650 4GB [DVI/HDMI/DisplayPort]の場合は、DVI端子とHDMI端子、
DisplayPort端子が各1個搭載されており、トリプルモニタが可能となります。
GeForce RTX3060 12GB [HDMI*1/DisplayPort*3]の場合は、HDMI端子が1個と
DisplayPort端子が3個搭載されており、クアッドモニタが可能となります。
なお、GeForce RTXシリーズの中には、HDMI端子が2個とDisplayPort端子が3個で
計5個の出力端子を搭載している製品もございますが、同時利用できるのは4個まで
となりますので、ご注意ください。
【出力端子の種類】
D-Subミニ15pin
アナログのCRTモニタが主流だった時代に普及していた端子です。
最近のビデオカードに採用されることは少なくなりました。
DVI
液晶モニタの登場以降に主流となった端子です。
しかし、HDMIが普及した今となってはレガシーになりつつあり、
GeForce RTXシリーズでは遂にサポートされなくなりました。
HDMI
現在、主流となっている端子です。
パソコン用モニタだけではなく、テレビにも広く採用されております。
DisplayPort
4K時代の新規格として登場した端子です。
GeForce RTXシリーズではHDMI端子よりDisplayPort端子が多く搭載されております。