マザーボードは、まずチップセットの違いが一番大きな違いとなります。
チップセットの種類によって対応するCPUやメモリ、ストレージ、ビデオカードなど基幹パーツの仕様も
決まってくるためです。
次にフォームファクタ(ATXやMicroATX、Mini-ITXなど)の違いもございますが、
弊社の場合はパソコンのモデル(機種)ごとに選択できるマザーボードのフォームファクタは同じなので、
ここでは割愛させていただきます。
マザーボードメーカー各社は、同じチップセットやフォームファクタのマザーボードでも何種類かの
製品を販売していることがありますが、様々な差別化を図っております。
その差別化によって、エントリークラス・ミドルクラス・ハイエンドクラスのグレード分けをしております。
分かりやすいところですと、背面端子の種類や数の違いで、一般的には上位製品であるほどUSB端子の
数などが充実する傾向がございます。
また、最近では無線LAN機能(Wi-Fi)やBluetooth機能を搭載する製品もございます。
その他、オンボードサウンド機能や有線LAN機能の高品質化、電源フェーズ数の拡大、
より耐久性の高いコンデンサの採用、さらには基板上のヒートシンクやI/Oカバーが豪華になっていたり、
中にはLEDを搭載して発光するようになっている製品もございます。
このようにマザーボードの違いは多岐にわたりますが、基本は前述のとおりチップセットとフォームファクタの
違いなので、チップセットとフォームファクタが同じであれば、それ以外は+αの付加価値とお考えいただければと思います。
なお、各マザーボードの詳細については、弊社でご用意している詳細ページ、及びそこからリンクしている
メーカー製品サイトもご参考にしてください。
※より詳しく知りたい場合は、以下のエントリーも合わせてご参照ください。